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ウィストロンとインベンテック、1月21%減収


ニュース 電子 作成日:2017年2月9日_記事番号:T00068841

ウィストロンとインベンテック、1月21%減収

 電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)と英業達(インベンテック)の1月連結売上高は、ノートパソコン出荷台数の減少が響き、ともに前月比約21%減少した。9日付工商時報などが報じた。

 ウィストロンの1月連結売上高は546億9,100万台湾元(約1,980億円)で、前月比21.6%減、前年同月比32.7%増だった。ノートPC出荷台数は130万台で、前月比60万台減少した。第1四半期通期のノートPC出荷台数は前期比20~25%減の予測だ。なお、証券会社は前年同月比での増収について、アップルが昨年9月に発売した最新スマートフォン「iPhone7」の組み立てなどがけん引したと分析した。 

 インベンテックの1月連結売上高は302億7,100万元で、前月比21.3%減、前年同月比0.5%増だった。ノートPC出荷台数は115万台で、前月比60万台減少した。第1四半期通期の出荷台数は前期比15~20%減の予測だ。同社はアップルが昨年12月に発売した純正のブルートゥース・イヤホン「AirPods(エアポッド)」の組み立てを独占受注しているとみられており、今後の業績に貢献しそうだ。