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蔡英文氏、民進党主席選に立候補


ニュース 政治 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006889

蔡英文氏、民進党主席選に立候補


 蔡英文前行政院副院長(51)が18日、民進党主席選挙に正式に立候補を表明した。同党次期主席には、既に蔡同栄立法委員(72)と、独立派の辜寛敏氏(81)が立候補を表明しており、今週、まず3者で話し合いによって決定できないか協議を行う。

 蔡英文氏は党内多数の派閥の支持を集めており、次期主席に選出される可能性は極めて高い。大型政党の代表への女性の就任は台湾初となる。

 蔡英文氏は優秀かつ清潔なイメージがあり、腐敗によって評価が低下した民進党を立て直すのには適任とみられている。ただし、民進党は派閥争いが深刻で、党歴が4年と浅い蔡英文氏がまとめていけるのか、今後の党の路線を含め課題は多い。蔡同栄氏はさっそく、「蔡英文氏は党務経験がなく心配だ」と批判している。

 3者の協議がまとまらない場合、選挙が行われ、5月10日に弁論大会、18日に党員による投票が実施される。