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日台中韓シャトル便、ビジネス客にメリット


ニュース 運輸 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006899

日台中韓シャトル便、ビジネス客にメリット

 
 蕭万長次期副総統が台北・松山、上海・虹橋、東京・羽田、ソウル・金浦の各拠点空港を結ぶシャトル便実現に言及したことについて、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の范志強董事長は、「これら4空港はすべて都市中心部から最も近い空港で、ビジネス客の行き来に最も適している」とメリットを語った。21日付工商時報が報じた。

 范董事長によると、松山~虹橋間は距離が900キロメートル以内で飛行時間は80~90分、さらに虹橋空港からは市街地まではわずか10キロと浦東空港よりも約30キロも近いという利点がある。また虹橋は今後、北京~上海高速鉄道、リニアモーターカーが通り、バスターミナルも設置される予定で、ここから杭州へ向かうことも可能だという。

 松山空港は過去ピーク時には1日520便が発着していたが、現在は180便まで減っており、交通部民用航空局(民航局)の張国政局長は、「7月から両岸(中台)直航便の発着空港として利用することは能力的に可能だ」と語った。一方で、「国内線と国際線の区画を分け、安全検査施設などの設置に約1億台湾元(約3億4,000万円)と11カ月の改装期間が必要」という見通しも示した。