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不動産移転登記、1〜3月期に10%増


ニュース 建設 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006904

不動産移転登記、1〜3月期に10%増


 台北市政府地政処の統計によると、同市における1~3月期の不動産所有権の移転登記件数は昨年10~12月期に比べ11%増の1万6,407件に達した。地域別では中山区、内湖区、大安区の伸びが大きかった。馬英九新政権の発足による景気拡大を期待し、不動産市場が活況を見せていることが背景にあるとみられる。18日付工商時報が伝えた。

 移転登記の状況から見る限り、同市の不動産市況は昨年下期までの不振から脱した。

 不動産仲介業者の永慶房屋によると、昨年下期は3カ月先の不動産価格の下落を予想する人が多かったが、総統選後には相場の値上がりを予想する回答が多数派となった。

 業界では馬次期総統が総統府移転構想を示したことで、関渡、淡水、北投方面の物件が今後人気を集めるとの見方も浮上している。