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鼎元と立碁、太陽電池進出で業績好調


ニュース その他製造 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006906

鼎元と立碁、太陽電池進出で業績好調

 
 太陽電池モジュール市場に参入した発光ダイオード(LED)関連メーカーの鼎元光電科技(タインテック)および立碁電子工業(リジテック・エレクトロニクス)は今年、「収穫期」を迎えている。鼎元は、傘下の頂晶科技(タインソーラー)の3月の売上高が2億8,000万台湾元(約9億5,000万元)と過去最高を記録し、受注が旺盛なため4月も売り上げを伸ばすとみられる。立碁も傘下の立碁光能で受注が相次ぎ、第2四半期は生産能力が逼迫(ひっぱく)状態だという。21日付工商時報が報じた。

 鼎元の邱美玲スポークスパーソンによると、現在生産能力利用率は100%に達しており、4本の生産ラインは満杯状態だという。既にライン4本を備える新工場設置に着手しており、6月か7月には稼働予定で、年末までに年産能力を80万ワットまで倍増する予定だ。

 立碁光能は昨年、スペインの顧客から6,000万ユーロ(約98億3,700円)の受注があったが、今年は4月時点で早くも1億ユーロを突破する見込みだ。程清安同社スポークスパーソンによると、生産ライン1本を拡充して第2四半期末には稼働させ、生産能力は4,500万ワットまで増える予定だ。