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楽士電機と威奈聯合、提携計画が決裂


ニュース その他製造 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006907

楽士電機と威奈聯合、提携計画が決裂

 
 楽士電機と威奈聯合科技(ナノウィン)は、楽士が威奈聯合に出資予定の2億台湾元(約6億8,000万円)を調達できず、太陽エネルギー事業である「ソーラーハウス」での提携計画が決裂した。当初、提携計画は22日の発表が予定されていた。21日付工商時報が報じた。

 威奈聯合は、「ソーラーハウスの発表会は予定通り行うが、今後楽士に投資の機会を与えることも技術支援を行うこともない」としている。

 威奈聯合の黄文啓総経理によると、楽士が同社への出資意向を示したのは半年前。楽士の資金調達に時間的余裕を与えるため、双方の幹部は今年3月4日に楽士の台北事務所で協議を行い、3月17日に開催予定のソーラーハウス発表会を4月22日に変更した。黄総経理は、「楽士には4月18日までの猶予を与え、株主には株主割当増資を放棄させたが、楽士とはいまだに協議を行えていない」と指摘する。

 楽士の蔡焜煌総経理は、同社は先ごろ、5月に申請、8月に発行の予定で5億元の新株予約権付社債発行を決議したが、威奈聯合との提携計画には間に合わなかったと説明した。