ニュース 機械 作成日:2017年2月21日_記事番号:T00069081
工作機械最大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は20日、このほどMorara-Decimaなどイタリアの工作機械メーカー4社を買収したことでグループの年間売上高が1億米ドル増加し、今年は全体で2億米ドル突破を目指すと表明した。達成すれば同グループは立形マシニングセンター、研削盤、自動車生産用工作機械で世界最大手に躍進する。同社は今後も引き続き他社の買収を進め、3年以内に年商3億米ドル突破を目指す。21日付工商時報が報じた。
フェアフレンドが今回買収した▽Morara-decima▽Favretto▽Tacchella Macchine▽Meccanodora──のイタリア4社は主に航空宇宙、半導体、自動車、医療、光学分野向け研削盤の生産を手掛け、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、ボーイング、エアバスなどを顧客に抱える。
また、朱志洋総裁は今年の工作機械産業の景気見通しについて「当初の予想より良い」と語り、世界市場規模は前年比10%成長すると予測した。同グループの工作機械事業も年初来の受注が前年同期比で13%増加。現在手元の受注額は5億米ドルを超え、通年で15%の成長が見込めるという。
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