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群創のアモイ工場、5500万ドル投資を計画か


ニュース 電子 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006910

群創のアモイ工場、5500万ドル投資を計画か

 
 香港文匯報は、鴻海集団傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が今後、5,500万米ドルを投じてアモイに「群康(アモイ)」を設立し、後工程モジュール(LCM)の生産およびシステムアセンブリーを行うと報じた。モジュールは月産150万~200万セットとなるもよう。19日付経済日報が伝えた。

 群創は、アモイの火炬高新技術産業開発区(火炬高新区)に工場設置を計画しており、建設スケジュールは来年の台湾での第6世代工場稼働に合わせ検討するとしている。アモイ工場が完成すれば、液晶テレビモジュール向けが3割、モニターモジュールとシステムアセンブリー向けのラインが7割となるとしている。

 文匯報はまた、鴻海集団のTFT液晶ディスプレイ(LCD)の一大拠点をアモイに築きたい郭台銘董事長が、近く同地を訪れて当局と投資計画に関する契約を結ぶという消息筋の情報を伝えている。

 同紙は、鴻海集団が海滄新陽工業区第一農場02号の用地を第1期予定地とし、当初は4万人の従業員を雇用して液晶ディスプレイ向けモジュールの組み立て作業を行うと報じた。