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統振、達振能源に事業を分割


ニュース 電子 作成日:2008年4月21日_記事番号:T00006911

統振、達振能源に事業を分割


 バッテリー大手の統振(ウエルダン)は、バッテリーモジュール関連業務および投資事業を分割し、100%出資子会社の達振能源に譲渡することを董事会で決定した。分割基準日は8月1日とし、6月13日に両社の株主総会で決議する。19日付工商時報が伝えた。

 達振が引き継ぐ会計上の資産額は9億1,700万台湾元(約31億3,000万円)、負債額は3億7,600万元で、純資産額は約5億4,100万元となる。達振は1株当り15.0733元のプレミアムで、新株3,590万株を統振に発行する。

 統振は分社後、通信およびデジタルコンテンツ関連事業に注力する。達振はバッテリーモジュールの受託設計および開発、製造を専門とし、傘下のバッテリーモジュール関連企業を統括、電動自転車や電動スクーター、将来的には電動自動車などの高効率バッテリーモジュールの設計や開発に取り組む計画だ。事業を軌道にのせた後に上場することを視野に入れている。