ニュース 食品 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069201
経済部によると、昨年の台湾における即席麺生産額は115億台湾元(約420億円)となり、前年を14.6%上回った。過去最高だった2012年(118億元)に次ぐ高水準で、2桁台の伸びは08年以来だった。25日付工商時報が伝えた。
即席麺生産額は、食用油やデンプンの品質問題が影を落とし、13、14年にそれぞれ7%、10%減少したが、15年に1.8%の増加に転じた。昨年2桁台の伸びとなったことで、食の安全問題による影響を完全に脱した形だ。
統一超商(プレジデント・チェーンストア)の広報担当によると、食の安全問題が指摘された後、一時は輸入即席麺に市場を奪われたが、最近では具材に肉の塊が入っている商品などが人気で、昨年は統一企業集団(ユニプレジデント)の「満漢大餐」シリーズの販売が2~3割伸びたのが目立った。
一方で、輸入即席麺も健闘しており、経済部によると、韓国製即席麺は韓国ドラマの影響もあって、昨年は輸入額全体(3,080万米ドル)の46.1%を占めた。日本製は2位の19.1%だった。
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