ニュース 公益 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069205
行政院環境保護署(環保署)が昨年、外部機関に委託し、台湾全土362カ所で水道水の水質を検査したところ、一部で基準値を超えるアルミニウムが検出されたことが分かった。1日付蘋果日報が伝えた。
中幅浄水場。台湾自来水は、再検査後は基準を下回ったとして、市民に安心を呼び掛けた(1日=中央社)
基準値を超えていたのは、基隆市の一部に供給する中幅浄水場、新北市の石碇浄水場、新竹県の関西浄水場とその配水場で、合計で8万5,000人に水道水を供給している。
台湾では水道法でアルミニウムの含有量には数値規定がなかったが、環保署は2014年に0.4ppmという基準値を初めて設定。15年7月に0.3ppmに厳格化していた。今回の検査でのアルミニウム検出値は石碇浄水場が0.458ppmで最高だった。
世界保健機関(WHO)では0.15ppm、カナダ、オーストラリア、日本では0.1~0.2ppmという基準値が設定されている。
医療関係者によれば、過去の動物実験で、アルミニウムを過剰摂取すると中枢神経に影響が出て、認知症などの原因になる可能性が指摘されているという。
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