ニュース 医薬 作成日:2017年3月2日_記事番号:T00069232
大手原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム台湾)は1日、米医薬・医療用品大手のバクスターインターナショナルと、肺がん、多発性骨髄腫、乳がん、がん化学療法に伴う吐き気などを適応症とする注射剤のジェネリック医薬品(後発医薬品)5点を開発、量産する戦略的提携を結んだと発表した。最初の製品は2020年に発売する計画だ。2日付自由時報が報じた。
サイノファームは、同社とバクスターが共同で開発、生産し、バクスターが販売とマーケティングを担うと説明。それぞれの強みを生かす相互補完的な提携であり、サイノファームは注射剤の世界シェア向上が期待できるとした。
サイノファームによると、バクスターと提携する医薬品5点の市場規模は年間40億米ドルに上る。両社は将来的に別の医薬品15点でも提携する可能性があるという。
サイノファームは、バクスターは世界100カ国に支社を持ち、従業員は6万人以上、販売する製品は12万種類以上で、米国のどの病院にも必要な医療用品の6割以上を供給することができると説明した。
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