ニュース その他製造 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069259
工業用紙大手、正隆(CLC)は2日、4月1日に工業用紙の価格を1トン当たり1,500台湾元(約5,500円)、12~15%引き上げると発表した。値上げは1月に続く今年2回目だ。同社は、紙パルプ、古紙などの原材料や輸送コスト上昇が理由と説明した。3日付工商時報などが報じた。
正隆は4月の値上げ後、段ボール原紙の価格が1トン当たり1万6,000元と、2010年当時の水準に戻る。これを受け、川下の段ボール箱メーカーなども約10%の値上げを行うとみられる。
正隆は、紙パルプなどの国際価格が上昇しているほか、船舶輸送運賃の上昇などを受け、米国からの輸入古紙価格が2カ月で70米ドル近く上昇し、3月のオファー価格は298米ドルと前年同月比65%上昇し、過去6年で最高になったと説明した。また、米国の工業用紙メーカーが昨年10月から今年3月までの間に合計100米ドル値上げしたほか、中国メーカーも累計1,400~1,600人民元(約2万3,000~2万6,000円)、50~60%値上げしたと指摘した。
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