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作成日：2008年4月22日_記事番号：T00006929
金融改革は「規模拡大」重視＝次期行政院副院長
劉兆玄次期行政院長が21日に発表した第１次組閣リストで、行政院副院長に内定した邱正雄元財政部長は同日、民進党政権から引き継ぐ第２次金融改革の在り方について、金融業の規模拡大と市場効率の向上を通じ、金融業の健全な発展を図っていく考えを強調した。22日付工商時報が伝えた。
邱氏は民進党が進めた金融改革路線について、「改革の大きな方向性は間違っていないが、現在のやり方は規定に基づき改革を促すものだ」と指摘した上で、「馬英九氏の選挙公約は、第２次金融改革を重要な検討項目と位置付けており、その過程は公正、公開、市場システムの尊重という原則によらなければならない」と述べた。
邱氏は「経済にプラスになることは、行政院長と協力して努力する」と決意を示した。
邱氏は財政部長、中央銀行副総裁など金融畑を歩み、直近では安泰銀名誉董事長（兼董事）を務めていた。現在は台湾大経済学部、財務金融学部兼任教授。
