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愛之味の牛乳、農委会が安全判断


ニュース 食品 作成日:2008年4月22日_記事番号:T00006931

愛之味の牛乳、農委会が安全判断

 
 食品大手、愛之味の牛乳に、病気の牛から採集された生乳が使われていた疑いがあると報道された問題で、行政院農業委員会(農委会)と衛生署は21日、26件のサンプル検査の結果、すべて政府基準に合致したと発表した。農委会では、「これらの市販牛乳は安心して飲用できる」という「安全宣言」を行った。22日付蘋果日報が報じた。

 検査は中央畜産会技術サービスセンターに委託して行ったが、全サンプルで抗生物質と薬物反応が陰性、細菌数も問題なかった。

 この結果を受けて愛之味は22日の朝刊各紙に、「製品は安全」という広告を掲載した。同社では、この問題の報道を行った蘋果日報に対し、「故意または過失によって虚偽の報道が行われたのであれば、法的責任を追及する可能性がある」としている。

 一方、蘋果日報の陳裕鑫編集長は、「報道の重点は不実業者が暴利を得ていたことであり、事情を知らなかった愛之味も苗栗県の加工メーカーも被害者だ」と弁明した。