ニュース その他製造 作成日:2017年3月7日_記事番号:T00069310
紡織業界ではファストファッションの人気に陰りが見え始めてきたことから、▽遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)▽新光合成繊維(新繊)▽福懋興業(フォルモサ・タフタ)▽儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)──の4社が、差別化を図った粗利益率の高い新製品を相次いで開発・生産しており、今年はこれによる各社の合計生産額が10億台湾元(約37億円)以上に達する見通しだ。7日付工商時報が報じた。
遠東新世紀は昨年アディダスと提携し、海に捨てられたペットボトルから開発した再生材料を使ったスポーツ・レジャー用品の少量生産・出荷を昨年末に開始した。今年は出荷量が倍増する見通しだ。
新繊は台湾の3次元(3D)プリント業者と開発した消費者向け繊維線材・材料の販売先を今年は企業にも広げる構えで、同社の生産能力と生産額は2倍以上に増える見通しだ。
福懋興業は防水透湿性素材「ゴアテックス」を製造販売するWLゴア&アソシエイツと共同出資で雲林県斗六市に設置した工場が、昨年12月に少量の試験生産を開始。今年は出荷量が毎月増えており、生産額が10億元増える見通しだ。
エクラットは、工業技術研究院(工研院、ITRI)と健康・介護、スポーツ市場向けに開発したスマート衣料「iSmartweaR」の量産・出荷を第3四半期に開始すると明らかにした。
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