ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月10日_記事番号:T00069400
台北101は9日、近鉄不動産が運営する日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)と、認知度向上や相互誘客を目的とした友好協定を締結した。イベントやキャンペーンを共同で実施し、集客につなげる。10日付工商時報が報じた。
周董事長(左)と赤坂社長(右)。あべのハルカスでは9日より台北101の写真展や抽選キャンペーンを実施している(9日=中央社)
台北101展望台の入場者は外国人が80%以上を占め、日本人が3番目に多い。台北101を運営する台北金融大楼の周徳宇董事長は、友好協定により日本人観光客の10~15%増加が見込めると話した。
なお、2016年の台北101展望台入場者は、中国人観光客の大幅減少を受け、前年比9.7%減の延べ261万人だった。今年1~2月も24%減少し、うち中国人は半減したが、日本人は6%増だった。今年は中国人の割合が45%(15年62%)まで縮小する見込みだ。
赤坂秀則・近鉄不動産社長は、知名度向上により、台湾人の関西観光を増やしたいとして、外国人入場者の10~20%増を見込む。あべのハルカス展望台の入場者は、オープンした14年の延べ258万人から、昨年159万人まで減少した。外国人の割合は10%ながら、台湾人が最も多い。
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