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中華映管、和鑫のCF工場を買収か


ニュース 電子 作成日:2008年4月22日_記事番号:T00006941

中華映管、和鑫のCF工場を買収か

 
 中華映管(CPT)が、カラーフィルター(CF)供給の安定、および提携先の凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)への人的リソース支援を目的に、瀚宇彩晶(ハンスター)傘下でCFを生産する和鑫光電(シンテック・フォトロニック)の第3.5世代CF工場を買収するとの観測が出ている。これについて華映幹部は21日、第3.5世代および第4世代のCF工場買収計画について「まもなく明らかになる」と認めた上で「和鑫は候補の一つ」とコメントしている。22日付経済日報が報じた。

 華映幹部によると、同社の第3世代TFT液晶パネル工場で使用するCFはすべて外部から調達しており、今回のCF工場買収が決まれば、上下流の垂直統合により、中小型パネルの生産コスト引き下げに貢献する。

 また今回の買収には、華映が第3世代液晶パネル工場を売却した凌巨がCF関係の人材を欠いており、これを支援する目的もあるとみられる。

 投資信託会社によると、現在域内の独立したCFメーカーは和鑫だけで、華映の買収先としてほぼ間違いないとされる。