ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

金正男氏の長男が台湾経由か、移民署は入境を否定


ニュース 社会 作成日:2017年3月10日_記事番号:T00069412

金正男氏の長男が台湾経由か、移民署は入境を否定

 北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアの空港で殺害された事件に関連して、金正男氏の長男、キム・ハンソル氏(21)が居住地のマカオから台湾を経由して、第三国に避難した可能性が浮上している。10日付自由時報が伝えた。

 キム・ハンソル氏は8日、動画投稿サイトのユーチューブで「千里馬民防衛」という正体不明のアカウントを通じ、自ら英語で「オランダ、中国、米国と匿名を希望する政府の支援で、マカオを離れた」と発言した。

 日本のTBSテレビによると、一部の韓国メディアは「匿名を希望する政府」は台湾を指すとした上で、「ハンソル氏が2月15日に台湾に渡った」などと報じている。

 これについて、台湾の彭勝竹国家安全局長は「知らない」と述べ、何栄村内政部移民署長は「キム・ハンソル氏は台湾に入境していないが、トランジットしたかどうかは分からない」と微妙な言い回しで答えた。何局長はまた、キム・ハンソル氏が米国人の付き添いでトランジットしたのかとの問いには「知らない」と述べた。