台湾パソコン大手３社は、ゲームに特価したＰＣ高級機種を相次いで投入している。13日付工商時報が伝えた。
ＡＳＵＳのROG GX800は、水冷クーラーを搭載した（中央社）
華碩電脳（ＡＳＵＳ）のゲーム用ＰＣブランド「ＲＯＧ玩家共和国」は昨年、初のモデル「ROG GX700」を投入後、今年第１四半期には新モデル「ROG GX800」を価格21万9,000台湾元（約80万円）で限定発売した。新モデルは４Ｋ画質の18.4インチディスプレイを採用している。
宏碁（エイサー）も今年第１四半期にゲーム用の高級機種「プレデター21Ｘ」を発売した。21インチの曲面スクリーンが特徴で、価格は8,999米ドルだ。
両新モデルはいずれもインテルのアンロック対応プロセッサー「Core i7 7820HK」、エヌビディアのグラフィックスカード「GeForce GTX 1080」２枚を搭載している。
微星科技（マイクロスター・インターナショナル、ＭＳＩ）は競合２社に比べると安価の「MSI GT83VR 7RF」を15万9,800元で投入した。プロセッサーにインテルの「Core i7-7920HQ」、グラフィックスカードにはエヌビディアの「GeForce GTX 1080」２枚をそれぞれ採用している。主にバーチャルリアリティー（ＶＲ）ゲームのユーザーをターゲットにする。
