ニュース 電子 作成日:2017年3月14日_記事番号:T00069442
中国半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)の邱慈雲執行長(CEO)はこのほど、年内に7ナノメートル製造プロセスの研究開発(R&D)を開始する方針を明らかにした。14日付電子時報が伝えた。
SMICは近年、28、14ナノ製造プロセスの開発に全力を挙げ、売上高の12~13%を研究開発費に充てており、業界平均の8%を大きく上回っている。昨年は26億9,500万米ドルの設備投資を行った。
半導体の微細化は限界に近づいているともいわれるが、邱CEOは7ナノ技術に参入できるのは5社にとどまるとの見通しを示した。SMIC、インテル、台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子、グローバル・ファウンドリーズの5社を指すとみられる。うちTSMCとサムスン電子が2018年の量産開始を目指している。
SMICは技術開発面でクアルコム、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、ベルギーの研究機関インターユニバーシティー・マイクロエレクトロニクス・センター(IMEC)と協力している。
邱CEOは「7ナノ製造プロセスの技術開発は非常に試練に満ちている。ライバル企業が既に開発に着手しているため、さらに多くのリソースをつぎ込んで追い上げる必要がある」と述べた。
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