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致伸科技がB&O子会社買収へ、オーディオ製品強化


ニュース 電子 作成日:2017年3月14日_記事番号:T00069447

致伸科技がB&O子会社買収へ、オーディオ製品強化

 コンピューター周辺機器などの致伸科技(プリマックス・エレクトロニクス)は13日、中高級オーディオ製品のODM(相手先ブランドによる設計・生産)を手掛ける子会社のティンファニー・ワールドワイド・エンタープライジズが、デンマークの高級オーディオ製品ブランド、バング&オルフセン(B&O)のチェコ完全子会社「バング&オルフセンs.r.o.(BOCZ)」の全株式を1,800万ユーロ(約22億円)で取得すると発表した。プリマックスは、B&Oとの提携強化に加え、▽オーディオ製品の開発技術向上▽欧州拠点の拡大▽欧州顧客へのより万全なサービス提供──が可能になると説明した。14日付経済日報が報じた。

 BOCZはオーディオ製品の研究開発(R&D)、設計、製造を行っており、主に欧州市場で販売している。

 プリマックスはここ数年、粗利益率の高いオーディオ製品に注力している。昨年の売上高は643億3,000万台湾元(約2,400億円)、純利益は19億3,400万元と、それぞれ2年連続で過去最高を更新した。プリマックスの楊梅宏総経理は、オーディオ製品は同社の売上高を1,000億元に押し上げる新たな成長エンジンだと説明した。