ニュース 電子 作成日:2017年3月15日_記事番号:T00069470
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は14日、量産を開始した14ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)製造プロセスに、電子系設計ソフトウエア開発大手、米シノプシスのカスタム設計ソリューション「Custom Compiler」を導入すると発表した。異なる半導体設計(EDA)ツール間で相互運用性のあるプロセス開発キット(iPDK)を開発し、「Custom Compiler」のビジュアル・アシスト機能を利用してUMCの14ナノFinFETプロセスにおける顧客の設計工期短縮を図る。15日付工商時報が報じた。
UMC知的財産(シリコンIP)研究開発・設計支援処の林子恵処長は、シノプシスとの長期にわたる提携において、顧客のために多くのiPDKを開発してきたと説明した。今回の提携により、顧客は同社の14ナノFinFETプロセスにおいて設計生産性を高められるという。
シノプシスによると、「Custom Compiler」を利用することで設計者は特段のセットアップ作業をすることなく、繰り返し発生するルーチン・タスクを自動処理することができ、FinFETカスタム・デザインの各工程にかかる期間を数日単位から数時間単位に短縮できるという。
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