ニュース 電子 作成日:2017年3月15日_記事番号:T00069471
米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは14日、昨年、破産宣告を行ったタッチパネルメーカー、達鴻先進科技(CANDO)の台中工場の競売に参加し、27億5,200万台湾元(約100億円)で落札した。マイクロンは今後、同工場をDRAMの先進パッケージング・テスティング(封止・検査)技術の開発に利用する方針で、中部科学工業園区(中科)工場、および完全子会社となった華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の工場を含めたリソースの統合を進め、台湾に世界最先端のDRAM製造拠点を構築したい考えとされる。15日付工商時報が報じた。
今回マイクロンが落札した工場は、同社台中工場の向かい側に位置し、土地面積が2万729坪でうち4ヘクタールを工場棟が占める。観測によると、シリコン貫通電極(TSV)技術を利用した2.5次元(D)、3D実装の封止・検査を手掛ける計画とされるほか、将来的にはさらに最先端の封止・検査技術を導入する方針とみられる。
マイクロンのマーク・ダーカン最高経営責任者(CEO)は、イノテラを完全子会社化した際のインタビューで、「台中市に先進封止・検査工場を設置し、一気に1,000人の従業員を採用する」と語っていた。
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