ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年3月15日_記事番号:T00069477
東和鋼鉄企業(東鋼)は鉄スクラップの国際価格上昇を受け、13日よりH形鋼価格を1トン当たり500台湾元(約1,900円)引き上げた。上げ幅は約2.56%。中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)も今月末に発表する4月の台湾域内向け価格でH形鋼価格を引き上げる方針だ。15日付工商時報が報じた。
中龍は、鉄スクラップの国際価格が大幅上昇し、電気炉工場の原料コストが高まっているため、H形鋼価格を引き上げる必要があると説明。上げ幅については月末に確定するとした。市場では、上げ幅は1トン当たり500元(2.5%)と予想されている。
鉄鋼業界ではこれに先立ち、鉄筋大手の豊興鋼鉄が鉄スクラップの国際価格上昇を受け先週、角鋼、丸鋼、形鋼、平鋼など各種製品の価格を1トン当たり500元引き上げていた。
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