ニュース 社会 作成日:2017年3月15日_記事番号:T00069488
台湾では「トイレットペーパーを便器に流すと配管が詰まる」という認識がなかなか消えないが、行政院環境保護署(環保署)は14日、台湾全土の公衆トイレ7万8,722カ所を対象にトイレットペーパーを便器に流すことを呼び掛ける新政策を打ち出した。15日付中国時報が報じた。
環保署は「使用済みのトイレットペーパーをごみ箱に捨てると悪臭などの原因になる。市販のトイレットペーパーは全て水に溶けるもので、安心して使用してもらいたい」と呼び掛けた。
環保署は同日、交通部、公共交通機関、ホテル業界、製紙業界、トイレ設備業界などを集め、トイレットペーパーを便器に流す習慣の定着を目指す自発的な取り組みを進める宣言を行った。
環保署は6月末までに台湾全土の公衆トイレにスローガンの掲示やトイレットペーパーの提供を求める一方、ごみ箱へのふたの取り付け、周辺に設置した自販機で販売されているティッシュペーパーをトイレットペーパーに改めるなどの取り組みも進める。
環保署は政策に従わない場合、廃棄物処理法違反で処罰することもあり得るとしている。
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