ニュース 電子 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069499
16日付蘋果日報によると、金属筐体大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が、米アップルが今年発売するとみられるスマートフォン次期機種「iPhone8」の金属ベゼルとガラスボディーの組み立てを受注したもようだ。同社は既に1,000人規模の専門のエンジニアスタッフを配置したようだ。
iPhone8は外観を大幅に変更するほか、耐水性をさらに向上させ、筐体組み立ての難度が上がるとみられている。キャッチャーは組み立てた筐体を和碩聯合科技(ペガトロン)や緯創資通(ウィストロン)といった受託生産企業に納入し、これらのメーカーが最終製品に仕上げる流れだ。ペガトロンの廖賜政執行長は、キャッチャーが半製品を組み立てることで工程が単純化し、歩留まり率が向上すると歓迎している。
キャッチャーの筐体組み立ての受注額は1台当たり10~15米ドルとみられ、粗利益率は15~20%と従来の金属筐体よりも低くなりそうだ。今年の売上高は70億~80億台湾元(約260億~300億円)が見込まれる。
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