ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069503
台中市の百貨店関係者によると、各社の今年1月以来の売上高が前年同期比2~8%減少しており、過去10年で最も落ち込んでいる。重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した2003年よりもひどいとの声もある。16日付工商時報が報じた。
25周年を迎える中友百貨は16日から、母の日セールのVIP向け予約受付を開始した(15日=中央社)
中友百貨は3月12日までの売上高(H&M除く)が13億7,300万台湾元(約51億円)で前年同期比8.4%減だった。台中大遠百(トップシティー)は3月14日までの売上高が約23億元で3%減。広三そごう百貨も3%の減収だ。
中友百貨と広三そごうの主管は、来店客は増えているものの、平均客単価は約5%低下したと語った。景気低迷で給与も上がらず、買い物はできないが、せめておいしいものを食べようという人が多いと分析した。衣料の売上高は2桁の減少だが、飲食は成長しているという。
業界関係者は、年金改革の検討や、週休2日制(一例一休)導入で残業代が減ったことで、今年の春節(旧正月)シーズンは消費者の意欲が低下したと指摘した。
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