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中山地下書街、誠品が運営権取得


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069504

中山地下書街、誠品が運営権取得

 誠品集団(Eslite)は15日、台北都市交通システム(MRT)中山駅に連絡する地下書店街「中山地下書街」の運営権を取得した。誠品は今後、総面積638.3坪、店舗46間を有する同書店街をテーマごとに7つのエリアに分けて運営する方針で、店舗面積の83%を書店または文創(文化・クリエイティブ)関連の店舗が占める見通しだ。なお中山地下書街は誠品集団にとって中台で46カ所目の営業拠点となる。16日付工商時報が報じた。

 新たに生まれ変わる中山地下書街には▽テーマ別書籍エリア▽児童書・親子体験エリア▽出版社別エリア▽オーディオ・ビジュアル・マルチメディア館▽文創商品エリア▽多機能アートイベントエリア▽軽食・喫茶エリア──が設けられる予定だ。このほか新刊書やアート関連イベント、各種テーマの講義、レコード市場、親子対象の体験イベントなどの開催も計画されている。

 なお誠品集団では、外国人旅行者をターゲットに台湾のグルメや文創商品を集めた「台湾自造市集」を展開しているが、日本人客には台湾茶、韓国人客には手作りのオルゴール、中国人客には伝統的な菓子類が人気となっているそうだ。