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台北MRTのホームドア、来年7月に全駅設置完了


ニュース 運輸 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069506

台北MRTのホームドア、来年7月に全駅設置完了

 台北都市交通システム(MRT)の運営会社の台北大衆捷運(TRTC)によると、現在進めている全駅への可動式ホーム柵(ホームドア)の設置は、来年7月末に完了する見通しだ。16日付自由時報が報じた。

 何志偉・台北市議(民進党)は、台北MRTでは2006年以降、ホームドアの設置が進められているが、依然として全117駅中、23駅で設置が完了しておらず、昨年下半期だけで昆陽駅、景美駅、万隆駅、奇岩駅、新北投駅で線路への転落事故が発生したと指摘。設置を急ぐよう要求した。

 これに対しTRTCは、ホームドアの設置作業は運行が終了した夜間の3時間しか行えない上、作業に取り掛かる前の準備に3カ月、ホームドア取り付け用の穴を空けるために1~2カ月の期間を要すると説明。さらに設置後もテストを実施する必要があり、設置完了までに1駅当たり早くても4~5カ月、遅ければ1年がかかると説明した。