ニュース 公益 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069509
再生可能エネルギー発電のうち、オフショア風力発電プロジェクトに対し、金融機関が融資提供に難色を示している。16日付工商時報が伝えた。
行政院は蔡英文政権が掲げる「5+2戦略産業」の資金調達面での障害除去を検討するよう各官庁に指示しているが、特にオフショア風力発電には金融機関が融資に及び腰だ。
消息筋によると、行政院農業委員会(農委会)、経済部などは、このほど彰化県、雲林県沿岸でのオフショア風力発電推進に向け、大手銀行に融資協力を求めた。しかし、オフショア風力発電は、資金需要が大きい上に融資期間が長く、大手銀行はリスクが高いため判断が難しいとの立場を示したという。
銀行関係者からは、台湾にオフショア風力発電の経験がないことを理由に、「少なくとも国際水準に沿った国際認証基準を定めなければ、プロジェクトは推進できない」との声も上がった。
金融監督管理委員会(金管会)は、打開策として、工業銀行の復活も一策との見解を示している。
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