ニュース その他分野 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069512
経済部統計処が15日発表した統計によると、台湾の2015年研究開発(R&D)費は前年比5.6%増の5,104億台湾元(約1兆9,000億円)で、初めて5,000億元を上回り過去最高となった。ただ、06~15年の年平均成長率は6.2%と韓国(8.2%)、中国(7%)、日本(6.6%)を下回り、11~15年は前年比成長率が4.6~5.6%と鈍化傾向にある。同処の王淑娟副処長は、企業の研究開発投資を促す必要があると話した。16日付工商時報が報じた。
王副処長は、台湾の研究開発費は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち統計のある33カ国・地域で6位と説明した。
台湾の15年研究開発費のうち、企業による投資は77.9%を占めた。業界別ではパソコン・電子製品・光学製品が全体の73.5%を占めた。王副処長は、電子部品業が占める割合は49.1%で韓国の42.4%より高く、国際競争力を維持していると指摘した。
なお、台湾の15年研究開発費がGDP(域内総生産)に占める割合は3.05%で、東アジアでは韓国の4.23%、日本の3.49%を下回り、最も低かった中国(2.07%)のみを上回った。
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