ニュース 政治 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069514
5月20日に行われる国民党主席選挙を控え、蘋果日報の世論調査によると、6人の候補者のうち、呉敦義前副総統の支持率が26.8%で首位となり、洪秀柱主席(20.21%)、郝龍斌副主席(19.59%)が追う展開であることが分かった。
呉前副総統(左)。世論調査の支持率トップは、副総統経験があり、知名度が高いためとの声もある(15日=中央社)
蘋果日報は今月7日から12日にかけ、電話で自動音声による世論調査を行い、1,123人から有効回答を得た。今回の調査は有権者である国民党員を対象にしたものではないため、情勢とは誤差が生じている可能性もある。
呉前副総統は「党主席は内部選挙なので、世論調査とは落差があるかもしれない。党代表選挙を判断指標とした場合、自分の支持度はさらに高いのではないか」と自信を見せた。
洪主席は「世論調査の結果はそれぞれ食い違っており、党員の支持獲得を目指しさえすればよい」と一線を画した。郝副主席は「過去3回のメディアの世論調査ではトップだった」とアピールした。
その他3候補の支持率は、韓国瑜・台北農產運銷公司総経理(14.97%)、詹啓賢元副主席(12.11%)、潘維剛元立法委員(6.32%)となっている。6人の出馬はこれまでの国民党主席選で最多で、第1回投票では過半数を得る候補者が出ない可能性が高く、決選投票に持ち込まれるとの見方が有力だ。
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