ニュース 社会 作成日:2017年3月16日_記事番号:T00069515
呂秀蓮元副総統の護衛を担当していた国家安全局特種勤務指揮中心警安組の元少校(少佐)、王鴻儒容疑者(45)が退役後、中国の情報当局にスパイとして取り込まれ、台湾の憲兵司令部から国家機密を盗み出そうとしたとして、桃園地方法院検察署は13日、中国から戻った王容疑者を国家安全法違反の疑いで逮捕した。16日付自由時報が伝えた。
王容疑者の容疑は、中国に進出した実業家、何志強氏が台湾の国家安全局に勤務する同窓生に機密資料の提供を求めたとして、スパイ容疑で検挙された過程で浮上した。王容疑者は2003年に退任後、09年に上海市で天津市国家安全局の関係者に接触を受け、中国でのビジネスへの便宜供与と高額の報酬の見返りとして、台湾でのスパイ行為を請け負ったとされる。王容疑者は台湾で元同僚を接待し、中校(中佐)クラスの情報官にスパイ行為への協力を求めるなどしたが失敗した。
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