ニュース 石油・化学 作成日:2017年3月17日_記事番号:T00069529
経済部は16日、基隆市に計画している台湾域内4カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地について、台湾電力(台電、TPC)に建設を委ねることを決定した。台湾中油(CPC)以外が建設する台湾初のLNG基地となる。17日付工商時報が報じた。
第4LNG基地はTPC協和火力発電所(基隆市)の燃料を重油から天然ガスに切り替える計画に合わせ、自社用として建設する。投資額は200億~400億台湾元(約740億~1,500億円)。TPCの林徳福広報担当は、協和火力発電所に出力各90万キロワット(kW)の天然ガス発電所2基を新たに建設し、1号機を2025年、2号機を30年に稼働させる計画で、既存の火力発電4基はその後廃炉にすると説明した。
台湾のLNG基地は第1基(高雄)、第2基(台中)ともにCPCが所有している。経済部は、第3基もCPCが桃園市に建設しているため、第4LNG基地の建設はTPCに委ねた方が効率が良くリスクも減らせると説明した。
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