ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月17日_記事番号:T00069536
高雄市では今後1年半で、▽万豪酒店(マリオットホテル)▽水京桟国際酒店(H2Oホテル)▽ホテルインディゴ(英迪格)▽晶英酒店(シルクスプレイス)──といった高級ホテルの新店舗開設が相次ぎ、客室数が約50%増加する見通しだ。中国人観光客が激減し、市内高級ホテルの客室稼働率が現在6~7割となる中、供給過剰状態がさらに悪化するとの懸念が広がっている。17日付経済日報が報じた。
京城建設(キングスタウン・コンストラクション、KTC)が「農16特区」に建設中のH2Oホテル(157室)および前鎮区の高雄晶英酒店(シルクスプレイス高雄、147室)は今年6~7月にオープン予定で、料金は1泊1万~2万台湾元(約3万7,000~7万4,000円)だ。
一方、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)が高雄市北部に開発する総合ショッピングエリア「義享天地」の第1期計画として建設される高雄万豪酒店(高雄マリオットホテル)は2018年第4四半期に竣工、営業開始予定だ。
高雄万豪酒店の王俊典副理事長が「最高のサービスを提供することで需要を掘り起こせると信じるが、最終的には公的機関の支援により、ビジネス客の誘致が進んでこそ稼働率および平均単価の引き上げが可能」との見方を示すなど、政府の振興策への期待が高まっている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722