ニュース 運輸 作成日:2017年3月17日_記事番号:T00069537
交通部の王国材政務次長は16日、連休期間などの高速道路の渋滞を緩和するため、専用アプリケーションが勧めるオフピーク時に高速道路を利用することに事前に同意し、実際に走行したドライバーに対し、高速道路料金や旅行先施設の料金を割り引くサービスを、早ければ来年実施する計画を明らかにした。同様のサービスは世界初の試みになるという。17日付蘋果日報が報じた。
王政務次長は、連休期間はこれまで各ドライバーが高速道路の空く時間帯を予想していたが、結局は渋滞になっていたと説明。新たなサービスでは専用アプリに出発地と目的地を入力すれば、予測されるオンピーク、オフピーク時間帯、および高速道路に入るべきオフピーク時間帯が表示されるという。ドライバーがアプリの勧めに同意し、自動車のナンバーなどを入力すれば、実際に走行した際に割引を受けられる仕組みだ。割引率は未定。
交通部関係者によると、当初は国道5号(台北市南港区~宜蘭県蘇澳鎮)で試験運用を行い、効果を見極めながら他の高速道路にもサービス適用範囲を広げると説明した。ドライバーへの特典としては、旅行プランに合わせた温泉、宿泊施設の料金割引や、コンビニエンスストアでの買い物に使えるポイント供与も検討しているという。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722