ニュース 政治 作成日:2017年3月17日_記事番号:T00069546
馮世寛国防部長は16日、立法院で「4カ年国防総検討」報告を行い、台湾の新たな軍事戦略を「防衛固守、重層嚇阻」という8文字に要約した。「重層嚇阻」は複数の防衛ラインで、台湾本島が戦争に巻き込まれないことを指すと解釈されている。17日付自由時報が報じた。
姜作戦次長(中)は、従来の「有効嚇阻」がより確実になったと述べた(16日=中央社)
報告によると、重層嚇阻は具体的に▽敵(中国)を対岸で食い止める▽海上での敵撃破▽水際での敵撃破▽陸上での敵撃破──という4段階を想定している。
民進党の王定宇立法委員は、中国人民解放軍の対台湾作戦を担う戦力が東部、南部戦区に分布し、最も遠い陸軍基地までは1,380キロメートルの距離がある点を挙げ、国軍が敵を対岸で食い止める能力について質問した。
これに対し、国防部参謀本部の姜振中作戦次長は、「国軍にはその能力があり、関連する訓練と計画が存在し、強化を続けている」と強調した。
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