ニュース 電子 作成日:2017年3月20日_記事番号:T00069552
台湾の上場発光ダイオード(LED)メーカー5社の2016年決算は、光鋐科技(エピレッズ・テクノロジーズ)が小幅な黒字だった以外はいずれも赤字を計上。5社で合計60億台湾元(約220億円)を超える赤字だった。20日付工商時報が伝えた。
晶元光電(エピスター)は、16年の純損益が35億4,600万元の赤字となり、前年に比べ赤字幅が拡大した。ただ、赤字の95%は上半期に計上したもので、第4四半期は1億5,900万元の赤字にとどまった。
新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス)の純損失は21億100万元だった。華上光電(アリマ・オプトエレクトロニクス、AOC)は1億5,300万元の赤字だったが、赤字幅が前年に比べ42%縮小した。
業界全体としては、赤字が前年を上回った。LED価格の値下がりに加え、一部規格の製品について在庫品の評価損を計上した点、減産や工場閉鎖に伴う費用がかさんだ点なども赤字拡大の要因となった。川下のLEDパッケージング業者は、柔軟な調達や生産ラインの分散で業績は比較的良好だった。
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