ニュース 電子 作成日:2017年3月20日_記事番号:T00069555
市場調査会社、IDCの統計によると、スマートフォンの2016年台湾出荷台数は874万台で前年比18%減と、初めて前年割れとなった。IDCは、今年はアップルのiPhone誕生10周年モデルが貢献し、横ばい~小幅成長と予測した。18日付工商時報が報じた。
ブランド別の首位は、サムスン電子で市場シェア22%だった。「ギャラクシーノート7」発火・爆発事故があったが、「ギャラクシーS7エッジ」「ギャラクシーJ7」などで盛り返した。
2位はアップルでシェア20%だった。3位は華碩電脳(ASUS)でシェア18%。「ZenFone2 Laser」「ZenFone3」がよく売れた。4位は宏達国際電子(HTC)でシェア15%。5位はソニーでシェア9%。
中国の広東欧珀移動通信(OPPO)は台湾出荷台数が前年の3倍で、LGエレクトロニクス、小米科技(小米、シャオミ)を抜いて6位に浮上した。
IDCは、昨年はアンドロイドOS(基本ソフト)搭載機種の違いが少なく、iPhone7も新味に欠け、消費者の買い替え意欲を刺激しなかったと分析した。
サイズ別では、▽4~5インチ、シェア12%▽5~5.5インチ、32%▽5.5インチ以上、56%──と、大画面機種のシェア拡大傾向が続いている。
フィーチャーフォンを含めた16年台湾携帯電話出荷台数は919万台で、前年比17%減だった。
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