ニュース 食品 作成日:2017年3月20日_記事番号:T00069563
食品大手、味全食品工業は、食の安全問題をめぐる不買運動の影響で苦しい経営を迫られており、「林鳳営」ブランドの牛乳を生産する「林鳳営牧場」(台南市六甲区)では、乳牛の飼育頭数が2年前の3,900~4,200頭から3,200頭まで減少したもようだ。これについて、経営難で乳牛が売却されたとの見方もあったが、味全は「昨年11月から乳牛を購入しておらず、自然淘汰(とうた)によるものだ」と否定した。18日付自由時報などが伝えた。
「林鳳営」ブランドの牛乳は、不買運動前までシェア3~4割で販売量首位だったが、現在のシェアは2割まで低下し、業界順位も2、3位で推移している(17日=中央社)
一部には味全が乳牛1,000頭を売却したとの情報もあったが、同社は「うわさは商業上の名誉に影響する。虚偽の指摘には法的な追及権利を留保する」との声明を出した。
林鳳営牧場では、従業員110人のうち春節(旧正月)後に15人が「解雇」されたとの情報もあるが、牧場関係者は15人が16日に「依願退職」したとする一方、当面解雇計画はないと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722