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銀行幹部の外部役員兼任、2年以内に辞任要求


ニュース 金融 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006958

銀行幹部の外部役員兼任、2年以内に辞任要求

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は22日、銀行の董事長、総経理が非金融機関の董事長、総経理を兼任することを禁じた昨年5月の通達に従い、2010年5月までに兼任を解消することを求めた。23日付経済日報が伝えた。

 金管会が昨年実施した調査によれば、遠東国際商業銀行の徐旭東董事長らが非金融機関の董事長、総経理を辞任するなどして、既に兼任状況は解消されたとみられている。ただ、金管会は前回通達では兼任解消の期限が明確ではなかった上、銀行が兼任状況を正確に申告していないケースもあるとみて、改めて兼任解消を業界に求めた格好だ。

 また、兼任規定を逃れるために、「執行長」「策略長」などの肩書きを使用しているケースについても、実質的に董事長、総経理に相当するポストに就いていれば、兼任禁止の対象とすることを明確にした。