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CSRCの米国工場、コジェネシステムに9千万ドル


ニュース その他製造 作成日:2017年3月21日_記事番号:T00069582

CSRCの米国工場、コジェネシステムに9千万ドル

 タイヤ材料のカーボンブラック世界5位、中国合成橡膠(CSRC、中橡)は、今後5年間で米国工場3カ所にコージェネレーション(熱電併給)システムを導入する。投資額は9,800万米ドル。2021年から順次稼働予定で、コスト削減および電力・蒸気の販売による収益拡大を図る。21日付経済日報が報じた。

 黄柏松・財務会計副総経理は、中国でもコジェネシステムを導入して効果を挙げており、米国も短期間で投資を回収できるとの見通しを示した。

 CSRCのカーボンブラック販売は▽アジア、51.85%▽米国、48.02%▽その他、0.13%──。米国ではオクラホマ州、アラバマ州、テキサス州に工場があり、年産能力は合計30万トン。

 証券会社は、タイヤ大手のミシュラン、ブリヂストン、ピレリが来年にかけメキシコで生産増強を予定しており、CSRC米国工場の販売先は中南米まで拡大していると指摘した。