ニュース 金融 作成日:2017年3月21日_記事番号:T00069588
20日の台湾元の対米ドル相場は、前日比0.099元の元高ドル安となる1米ドル=30.527元で引けた。約2年半ぶりの元高水準となった。現在の元高ペースが続けば、4月に1米ドル=20元台に突入する可能性もある。21日はさらに元高が進み、1米ドル=30.463元で午前の取引を終えた。21日付自由時報が報じた。
台湾元高の進行は、台湾市場へのホットマネーの流入増が要因だ。背景には、米連邦準備理事会(FRB)が先週末、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%引き上げを発表したものの、利上げペースの加速を否定したことから市場に安堵(あんど)感が広がったことが挙げられる。
台湾元は今年に入り、対米ドルで1.752元、5.74%も上昇した。主要アジア諸国・地域では韓国ウォンの7.82%に次いで2番目の上昇幅だ。
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