ニュース 運輸 作成日:2017年3月21日_記事番号:T00069589
高雄都市交通システム(MRT)を運営する高雄捷運(KRTC)は昨年の税引き前利益が約7,400万台湾元(約2億7,000万円)と、2008年の開業以来初の黒字化を果たした。21日付工商時報が報じた。
高雄捷運の陳瑞騰総経理は、昨年は▽利用者の増加▽開発事業の安定成長▽技術サービス事業の収入──が貢献して、売上高は21億元余りに上ったと説明。中でも昨年の利用者は1日当たり延べ17万2,000人に増え、通年で15億2,300万元の売上高をもたらしたという。
陳総経理は、昨年の税引き前利益を累積損失に補塡(ほてん)した結果、依然1,000万元余りの赤字があるが、今年初めに業績が好転したため、第1四半期に累積赤字を解消できると話した。
陳総経理は、今年は利用者の安定増加が続く見通しの上、開発事業も引き続き進める方針で、売上高は22億元余り、税引き前利益は昨年を上回ると予想した。ただ、高雄市政府との契約上、同社の利益は適度に還元する必要があるため、純利益は3,000万元以上が目標と説明した。
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