ニュース 電子 作成日:2017年3月22日_記事番号:T00069603
22日付電子時報によると最近、スマートフォン川上部品の供給不足に対応するため、部品メーカーが生産ラインの調整を行っており、これによりノートパソコン用部品の出荷が影響を受けているとの観測が市場で伝えられている。またノートPCは重要部品が値上がりしていることもあり、第2四半期に5~15%の販売価格引き上げが避けられない状況とみられる。
業界関係者によると、今年はアップルやサムスン電子のほか、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、小米科技(小米、シャオミ)といった中国スマホブランドが、高い出荷目標を掲げて積極的に部品調達を行っていることがPC関連部品の供給を圧迫しているという。
また多くのPCメーカーが3月に調達を行うSSD(ソリッドステートドライブ)が30%近く値上がりしているほか、液晶パネル価格も昨年第4四半期に8~9%上昇しており、現在市場にある低価格在庫が消化されるに伴い、PCブランドは値上げ圧力にさらされることになりそうだ。
大画面スマホの販売に押される形で低迷が続くノートPC市場は、世界的に大幅な景気好転が見込めない中、今年もマイナス成長が続くとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722