ニュース 機械 作成日:2017年3月22日_記事番号:T00069609
東芝は21日、中央気象局が台南市七股区に設置する気象レーダーを受注したと発表した。スペインのGECI、台湾の浩普興業(ハイバウンド)との3社共同受注で、東芝が気象レーダーを提供し、GECIが案件全体を取りまとめ、浩普興業が現地工事を実施する。2019年の稼働を予定している。
東芝が受注したレーダーはアンテナの直径8メートル以上で、気象観測目的としては世界最大規。半径約400キロメートルの降雨の観測が可能だ。新レーダー設置によって、降雨強度の観測精度を向上させることができる上、固体化気象レーダーの採用により、電子管の定期交換が不要となり、ランニングコストを低減できる。
東芝は、台湾は台風の通り道に位置し、豪雨に伴う洪水や土砂崩れの発生により被害が拡大することもあり、高精度な気象レーダーのニーズが高まってたと説明。また、世界各国においても地球温暖化などの影響で豪雨による被害が深刻化しており、高精度な気象レーダーの販売を世界に拡大し、豪雨被害の低減に寄与していきたいとコメントした。
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