ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月22日_記事番号:T00069615
北海道旭川市に本店を置き、台湾で5店舗を展開するラーメンチェーン、「らーめん山頭火」の台中大遠百(トップシティー)店(台中市西屯区)で、賞味期限を3カ月過ぎた食材を使用していたことが発覚。食品安全衛生管理法違反で7万台湾元(約25万7,000円)の罰金処分を受けた。22日付蘋果日報が報じた。
台湾山頭火は、事件の再発防止に向け他の店舗にも十分な注意を促したと表明した(台湾山頭火フェイスブックより)
同紙はこのほど、らーめん山頭火・台中大遠百店では今月新発売したばかりの「海鮮拉麺」(350台湾元=約1,300円)に期限切れの香辛料が使用されているとの読者からの投書を受けて台中市衛生局に通報。同局食品薬物管理科が13日、同店で立ち入り検査を行ったところ、海鮮拉麺の味付けに使用されていたコショウ「飛馬粗粒純黒胡椒」の缶に表示された賞味期限が「2016年11月23日」となっていたことが発覚した。
さらにとんかつの衣に使用されていた「益強粉」も、既に表示の保存期限「17年3月8日」を過ぎていた。
処分を受けた同店の運営会社、台湾山頭火は21日、新メニューの販売前に賞味期限の検査を怠ったとして謝罪を表明。台湾の全店舗で改めて検査を行ったと強調した。また台中大遠百店で3月6~13日に海鮮拉麺を、3月9~13日にとんかつを注文した客に対し、レシートを持参すれば返金を行うと発表した。
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