ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太古コカコーラ、出荷価格を全面8%値上げ


ニュース 食品 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006962

太古コカコーラ、出荷価格を全面8%値上げ

 
 原料価格の上昇を受け、炭酸飲料大手の太古可口可楽(太古コカコーラ)は22日、同社で販売するコカコーラ、スプライト、ファンタ、ネスレレモンティーなど30品目余りで出荷価格を5月から5~8%値上げすることを明らかにした。小売価格は量販店などが独自に決定するとしているが、23日付自由時報では20台湾元(約68円)の缶入りコーラと25元の瓶入りコーラで小売価格は1~2元値上がりするとの予測を報じている。

 太古コカコーラによると、2005年当時と比べ、パッケージ調達コストがアルミ缶で57%、ペットボトルで30%上昇。コカコーラの味を調節するためのコーンシロップ原料であるとうもろこしも147%、さらに原油価格も2倍以上上昇している。これらの原材料価格の高騰を値上げの要因に挙げた。

 また、同じく炭酸飲料大手、黒松の范鋒明総経理も「5月20日の政権交代後、ガソリン価格が大幅に値上がりするようであれば、全体の生産コストや経営コストも上昇するため、当社も黒松沙士などの商品を値上げする可能性がある」と語った。