ニュース 社会 作成日:2017年3月22日_記事番号:T00069620
元民進党職員で中国の人権活動家を支援する非政府組織(NGO)のメンバーである李明哲氏が、今週19日に中国のマカオ特別行政区から広東省珠海市に入境した後、連絡が取れなくなっていることが分かった。台湾が最近、政治大学の中国人留学生をスパイとして摘発したことに対し、中国公安当局が報復として身柄を拘束したのではないかとの懸念が出ている。22日付自由時報が報じた。
李氏は、重病を患っている義理の母の病歴資料を携行して、広東省の病院を訪れるために中国に赴いた。マカオから珠海入りする前に友人に電話で連絡をしたのを最後に、19日に宿泊する予定だったホテルにも現れず、携帯電話も不通になっている。
行政院大陸委員会(陸委会)は李氏の行方不明事件について、マカオ政府と警察に照会中で、現時点で中国の公安当局による逮捕の有無に関する情報は得られていないと説明した。
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